痛みの治りが悪いときのヒント!

体と動きが変わる健康づくり

ぎっくり腰

腰痛をはじめ体の痛みがなかなか取れない時、みなさんはどうしていますか?
痛みにはリウマチや骨折など傷病が関係している時もありますので、ここではそのような痛みではなく日常的な痛みのお話をします。

━━━ あなたの痛みの原因は?

日常生活の中で起こる痛みは、様々な原因で起こります。転んだり、ひねったり、ぶつけたりなんてのは、分かりやすい原因の例ですね。他にも姿勢だったり、普段何気なく繰り返している動きだったり痛みの原因はいろいろと考えることができます。特に日常生活の中で何気なく行われている動きが痛みの原因である場合、患者さんご自身がなかなか原因であると認識されていないことも少なくありません。しかし日常生活のお話は、当たり前ですが患者さんご自身にしか分かりません。お話いただけなければ、我々には分かりようがないのです。

━━━ 痛みの原因に気付かずに生活していると?

そのような痛みの原因に気付かずに、原因となっている動きや姿勢を繰り返していれば、それは傷口に塩を塗りこむというか、ヤスリをかけるようなもので、治るものも治らないということになります。

患者さんから伺うお話の中で原因と疑われるものが見当たらない場合、我々は2回目の治療のときでも3回目でも、原因と疑わしい動きや痛みを強く感じられる部位、タイミングなど、繰り返し何回でもお尋ねします。そのような原因が見えてくれば、対応の方法を考えられますし、治療の筋道が見えてくる可能性があるからです。

━━━ 痛みの治りが悪い時は?

このように痛みの治りが悪い時は、日常生活の中で痛む姿勢や動きなどを気付かないうちに繰り返していないか確認することがとても重要です。もしそのような姿勢や動きが確認できれば痛む姿勢や動きの頻度を極力減らすだけで、症状の軽減が見られることも決して少ないことではありません。

例えば腰痛では、ヒールの高い靴をしばらくお休みしてみたり、立位の時に両足を前後にずらして立ってみたりなんて工夫で効果が見られることもありますよ。

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