はじめ鍼灸整骨院では未病のはり灸というメニューをご用意しているくらい、軽い違和感というか、いつもとちょっと違う感じを大切にしています。
この段階でケアなり調整なりをおこなうと、こじらせることもあまりなく楽になることが多いので、健康を維持するためには大きなポイントなのです。
逆に未病を軽くみて放置していると、いつの間にか体調が悪化し、つらい思いをすることになってしまいます。
もしあなたが本当に、はり灸要らずの体を手に入れたいとお考えなら、この未病を手掛かりにするのが早道です!
では早速、以下の健康状態のチェックをしてみましょう。あなたは下の1〜6のどれに当てはまるでしょうか?
健康状態をチェックしてみて分かることは?
はり灸要らずの体を手に入れるのと、健康状態と何の関係があるんですか?
まあ、そう言わないでやってみてください!
多少の疲れと肩こりがあるので、私は3の未病のようです。
ありがとうございます! この健康状態チェックをやっていただいたのは「もしあなたが専門家に相談すべき健康状態だったら…」という考えがあったからです。
なるほど! はり灸要らずの体を考える前にすぐに病院なり鍼灸院なり専門家と相談しなければいけないわけですね!
はい! もし1や2の病の状態だとしたら、まず専門家とご相談いただくことをオススメします。また3の未病でもあまり長い間その状態が続いている場合には、一度ご相談いただく方が良いケースもありえます。
ひとまず私は大丈夫ですよね!
はい(笑) それでは、お話を進めていきましょう!
あなたがはり灸やマッサージを受けたくなる時って?
貫地谷さんはどのような時に、はり灸とかマッサージを受けたくなりますか?
痛いときや体が疲れている時とか…?
そうですよね。先程のチェック表で言えば、2とか3の状態ですね。貫地谷さんはご存知かも知れませんが、当院では未病を大切にしています。
はい! 未病のはり灸という施術メニューもありますね。
そうなんです。未病というのは「あれ?今日はいつもと違うな」くらいの軽い違和感やコリのことですね。それくらいの状態で早めにケアや調整をしていただきたいので、当院では未病のはり灸というメニューをご用意しているんです。
他の理由で、はり灸受けられる方はいますか?
一般には「つらくなってきたから」という理由で来院される方がほとんどです。これは未病から病になるあたりです。しかし定期的に運動をされている方に比較的多いのですが「違和感が出てきたから」という理由で来院される方もいらっしゃいます。
それは無病から未病に変わるあたりですね!
そういうことなんです。つまり未病でもトレーニングや稽古に差し支えるということですよね。同じようにはり灸要らずの体を望んでいても、お一人お一人希望されている健康状態は異なるんです。
なるほど。いつも体がつらい方は未病の状態でも体が楽に感じるし、絶好調で元気一杯な方は軽い違和感でも調子が悪く感じられるということですね。
はい。では、それも踏まえてはり灸要らずの体を考えてみましょう!
はり灸要らずの体でいるために必要な条件とは?
簡単に言えば、はり灸要らずの体とはいつも無病の状態でいられる体のこと。では、そのためにはどうしたらいいと思いますか?
体調を崩さないでいられればいいのではないですか?
一つは正解です! もう一つは思いつきますか?
え?! もう一つですか?……ちょっと思いつきません。
ではヒントを差し上げます。体調は崩れてもいいんです。
ということは、体調が崩れてもすぐに回復できれば良いということ…ですか?
そういうことです! つまりある程度の不調も病院での診察やはり灸などの調整を受けなくても、ひどくなる前に自分でケアや調整ができてしまえばいいんですね。そのために必要な条件があります。
ひどくなって病になる前にケアや調整をしなくてはいけないということですよね?
その通りです。ちょっとまとめてみますね。
いかがですか?
異常を早めに察知できれば早めの調整につながるし、ケアの技術があれば軽い違和感は自分で調整できる。分かります。分かりますけど、かなり難しそう…
そうですよね。でも、このうち定期的な健診以外のタイミングで、専門家に相談すべきかの判断は先程少しお話ししましたね。
病のときだから…つらさを感じるときと、未病のような軽い違和感でも長引くときは早めに専門家に相談するということでした!
そのとおりです! そうするとあとは違和感などを早い段階で察知することと、ケアや調整法を学ぶことだけです!
それが難しいんだと思いますけど… 例えば毎日ストレッチとか筋肉トレーニングなどの運動をしていたらいいんじゃないですか?
やっぱりそう考えますよね。実は、はり灸要らずの体をつくろうとする場合、ストレッチとか筋トレは残念ながらほとんど役に立たないんです。
え?! だってストレッチとか筋トレって健康のための運動の代表じゃないですか?!
それについては、また次回お話ししましょう!
え〜、今聞きたい〜!
そう言わないで、次回をお楽しみに!