恐らくあなたは物心ついてから十年以上、多くの方は数十年も生きていらっしゃると思います。
その間に立ち方・歩き方を注意してこなかった方も、気をつけてこられた方もいらっしゃると思います。
もちろん中には、素晴らしい指導者に恵まれた場合もあるでしょう。
でも多くの場合、学校の体育でもスポーツ等の指導者にも姿勢や重心バランスの正解なんて教わることはありません。
外見的に良い姿勢ではなく、身体に良い姿勢。
それを学ぶ機会があまりにも少ないことが私には残念でありません。
数十年積み重ねてきたクセや習慣
なので数十年という長い期間かけて、姿勢とか身体コントロールのクセとか良くない習慣を積み重ねてきてしまっていることがとても多いんです。
気づかない間に全身の筋肉や関節がコリや緊張で凝り固まって、動きが悪くなったり疲れやすくなっている方が多いんですね。
「え？ 私にはコリや緊張なんてないですよ」
そう思われた方はまず以下のページでチェックしてみてください！
このページでは、古い自転車のように錆びついた身体をメンテナンスする方法についてお話していきますね。
エンジンを積むことが重要なの？
全身のコリや緊張で動きが悪くなったり重くなったりしている場合には、筋力より身体コントロール能力を優先させる方が健康にも身体にも運動にも良い変化が出やすいのです。
しかしここ数十年、健康づくりでもスポーツでもリハビリでも、なんでもかんでも筋力・柔軟性を含めた筋肉だけで、全てを解決したがってしまう風潮があまりにも強すぎます。
錆びた身体をメンテナンスしようとして筋力をつけて解決しようとするのは、錆びついて動きが重くなっている自転車のままで出力の高いエンジンを載せるようなものです。
自転車にはそもそもエンジンは載ってませんから「目の付け所が違うのでは？」という思いが否めません。
全身が錆びついて関節が凝り固まっているのに、筋力で無理やり動かしたら疲れやすくなりますし、筋肉も関節も痛めやすくなります。
では筋力でないとしたら、錆びついた身体のメンテナンスをするためには何をしたら良いのでしょうか？
錆びた自転車のメンテナンスは？
そのためにもう一度、錆びた自転車のメンテナンスを考えてみましょう！
動きが悪くなった自転車のメンテナンスは、チェーンに油を差して動きを良くしたり、ブレーキを点検したりしますよね？
これね、身体もおんなじです！
筋肉や関節が凝り固まっているのは、長年の間に染みついた姿勢や習慣のクセが原因の場合がほとんど。
あなたが気づかない、自覚していない間に、コリや緊張が全身の筋肉や関節にこびりついてしまっていることが多いんです。
なので、錆びついた身体のメンテナンスを考えるのであれば、チェーンに油を差すように関節の動きを良くしたり、必要でないときにブレーキがかからないように調整してあげればいいんです。
そんな錆びついた身体をメンテナンスする方法をここで大公開します！
錆びた身体をメンテナンスする方法
ポイントは３つ！
- これまで自覚してこなかった錆びた身体に気がつく！
- 重心バランスを整え、全身の筋肉をリラックスさせる！
- 使うべきでない筋肉を使わず、使うべき筋肉を使う
１の「これまで自覚してこなかった錆びた身体に気がつく」というのは、何気に一番重要です。
だって気がつけなかったらメンテナンスなんてしようという気にもならず、スタートラインに立つことすらないんですから。
1. 錆びた身体をチェックする方法
このブログでは、１分で錆びた自転車予備軍に気がつけるチェック法をご紹介しています！
関心をお持ちの方は以下のページをご確認ください。
2. 重心バランスを整え、全身をリラックスさせる方法
これまで重心バランスなんて考えてこなかったという方が、姿勢とか全身のリラックスについて学ぶのにはコツがあります。
下のページでは、そのコツについて公開しています！
3. メリハリをつけて筋肉を使う方法
ある程度、重心バランスや姿勢が整って、全身をリラックスさせられるようになると動きのタイミングを見て、使うべきでない筋肉を使わずに、使うべき筋肉を使うというメリハリのついた身体コントロールができてきます。
下のページでは、通常のタイミングでは頼りすぎてしまっている意外な筋肉について公開しています！
