──── 自覚がないだけで実はみんな緊張しているの?!
当院では、治療中など患者さんに「体をリラックスさせるのが大事だよ」などとお話することも多いのですが、中にはこんな風に反論(?)される方もいます。
「おれ、いつも酒飲んでリラックスしているよ」
「テレビ見ながら、ソファで横になってリラックスしています」
「テレビ見ながら、ソファで横になってリラックスしています」
リラックスという言葉だけ聞くと、こんな風に考えてしまうのも当たり前ですよね。 そこで、今回は当院で考える「リラックス」について少し考えてみたいと思います。
みなさん、肩こりってご存知ですよね? 肩こりというのは自覚なしに肩の周辺に力が入っている状態が習慣になってしまって発生します。 この自覚なしに入っている力も筋肉の緊張です。同じように自覚なしに力が入っている場所というのは、人によって差はありますが体中いたるところにあります。
例えば、首や腰は分かりやすいかも知れません。他にも股関節の周りですとか、肩甲骨の周辺ですとか、手とか足とか、横隔膜とか内臓とか、それこそいろいろあります。
体がリラックスしている状態というのは、このような自覚のない緊張が限りなく小さくなった状態です。今、ご自分が緊張しているという自覚がない方には実感することは難しいかも知れませんが、そのような隠れた緊張がある状態というのは、実はなかなか体を動かしづらいものですし、生理学的にも精神的にも息苦しいものでもあります。
だからこそ、みなさん、そのような緊張を自覚して、もっとリラックスされるといいのになあと思うのです。
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