もちろん施術で患者さんの体のお悩みが軽くなったとき、とても嬉しいです。
患者さんが気持ち良さそうな顔をしてくれたとき、めちゃくちゃ「やった!」と思います。
でもね、施術で体が軽くなってしまうと、患者さんは施術を受ければ軽くしてもらえると思ってしまうんですよね。
「この体のお悩みに対処するには施術を受けなくちゃいけない」
そう思ってしまうんです。
こんなことがありました。
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長い間、手首の付け根が痛いという患者さん。
動きを確認すると何気ない手の動きで手首を反らすクセがあり、患者さんご自身も気づいているご様子。
どうもこの動きの繰り返しで手首を痛めているようです。
「学生時代にやられていたスポーツの動きですか?」と質問すると「あー、そうかも知れない!」と言ってくださいます。
次に来院された際には「油断するとすぐその動きをやっちゃうから、すっごく気をつけてる!だいぶ手首が痛くなくなってきた!」と言っていただけました。
この患者さんのように自分の体に向き合うってなかなかできることではないと思うんです。
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自分を知って、行動まで変容する。
これが「気づき」ですよね?
自分を変えることは怖いこと。
簡単な話ではありません。できなくて当たり前です。
このように気づいてくださった患者さんは素直に「すごい😆」と思います!
だから、このように気づいていただいたとき、とても嬉しいんです!
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あれ?
これって私は鍼灸師の仕事してないんじゃない?🤣🤣🤣
でも、自分の身体のことは医療者を含め他人任せだけではやっぱりいけないと思うんです。
痛みや不調に対して自分でもできることがあると知れると、健康や身体に対する心構えが変わってきます。
それが大切。
一人でも多くの方に気づいてもらえるよう、これからも精進します!