実は最近私自身の首の調子が悪いんです。首を右に倒すと痛む。これまで痛むことがあったよりもさらに頭寄りの部位が何か動きが悪い感じ。
ところが全身としては重心の位置のバランスが改善できたりして、それほど調子が悪いとは思えません。それどころか先日は頭の中の軸に通せ始めている(実感でき始めている)のを自覚できたので、順調に体が進化していると自画自賛していたのですが。。。
ということは、もしかしてあれが原因なのか?
体の感覚が変化すると、体の使い方が変化します。すると、これまで使えていなかった部分が使えるようになってきたために、体のコリや痛みを実感しやすくなることも少なくありません。また新しく動くようになった部分が上手に(理に適ったように)使えていないために痛みや違和感を感じることもありえます。私自身、トレーニングを積んでくる過程でこのようなことはそれこそ数え切れないほど経験しています。身体の使い方の改善というのは、そういう過程が必要なことがままあるのです。
今回の首の痛みは 、そのような類いのものではないかと考えたのです。今日、左への首の倒し方と右への倒し方がちょっと違っていることを自覚できたので、その部分を修正したら、少し首の痛み方に変化が出ました。やはり身体の使い方を改善するのが早道かも知れません。
蛇足ですが、先日家族と春の雪の上を歩く機会がありました。先頭を歩く私にかみさんが「ここ歩いてると、たまに雪に足が沈み込むのに、なぜあなたは全然平気そうに歩くの?」と言ってきました。実際私はアスファルトの上を歩くのと同じ感覚で全く雪に足を取られることなく歩いていました。
こういうことが、地道にトレーニングを続けてきた細やかな成果と言えるのかも知れません。密かに嬉しくなってしまいました(笑)