眠気について考える

全身・内臓

睡眠

先日「はり灸で眠気を何とかする方法についてブログで書いて欲しい!」というリクエストをいただきました。実はこの質問、結構無茶振りのように感じています。

なぜかと言うと、東洋医学で基本的に考えるのは体の緊張している部位をリラックスさせることで体の不調やお悩みを改善していくことです。夜うまく眠れないというのであれば緊張を解くことで眠りに導くことを、寝ても疲れが取れないというのであれば質の良い眠りにつけるようにそれぞれ考えていくのです。

簡単に言えば「東洋医学はよく眠れる方法を考えるもので、眠らずに眠気を取り除く方法ではない」と私は思うのです。質問された方はそのことを十分理解している上での質問を下さっているので無茶振りだと思うわけです(苦笑)

とは言え、リクエストですので、一生懸命考えてみました。

1 頭へのはり

眠気があるということで、頭をスッキリさせるみたいな、はりはいいかも知れませんね。実は疲れやストレスが溜まっているようなときは、頭の皮ふがこって硬くなっていることが多いのです。そこで頭の皮ふのこっている所を探しながら頭部全体に、はりをしていくと頭がかなりすっきりします。軽い眠気などはかなり軽減することもあります。

ただ、せっかく頭の緊張が解放されているのですから、できれば術後は一眠りしてから活動されることをオススメしたいと思います。

2 自分で眠気を払う

もう一つは申し訳ありませんが、かなり難易度が高い方法です。私自身もやる度に必ず成功するという方法ではありませんので、話半分に聞いていただければ良いと思います。

ゆる体操の要領で背骨の前辺りをゆすりながら、徐々にそのゆれを大きくして、最後はイヌが体を震わせるようにブルブルッと体の内側から眠気を払うのです。体を震わせながら上手く眠気を捉えてあげるのがコツです。

上手くいくとかなりキレイに眠気が払えます。できたらラッキー、くらいの気持ちでチャレンジしてみてください(笑)

なお、当たり前ですが、眠気はきちんと睡眠をとることが一番です。くれぐれもご無理はされませんように。

【ゆる体操の参考URL】
http://www.dental-land.com/dial/02/02.html

【はじめ鍼灸整骨院公式サイトへのリンク】
・セルフケアを重視したい!

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