東洋医学で頭痛を考えてみよう!(その4・偏頭痛)

頭・首

最初に一つだけお約束。たった今、これまでの人生で経験したことがないくらい激しい頭が割れるような頭痛がしているという方、 手足に力が入りにくかったり言葉が喋りにくい、痙攣・嘔吐などの症状を伴うような方は東洋医学で考える前にすぐに救急車を呼んでください。

それでは、頭痛のお話の最終回。今回は偏頭痛を考えます。

偏頭痛というのは、頭の側面(側頭部)や後頭部など部分的に発生する頭痛で、発作的に激しい痛みが襲います。痛みが発生する前に目がチカチカするなど前兆があることもあります。

当院に頭痛で来院される患者さんで一番多いのがこの偏頭痛です。お薬が効かないという方も少なくありません。天候が悪くなってくると頭痛がひどくなる方も多いです。

人によって東洋医学的な状態はもちろん異なりますが、首や肩のこりがひどくなると頭痛も始まるというタイプでは首のバランスが悪くなっていることも多いです。東洋医学で言うところの背骨のあたりの流れ(督脈)の調子悪くなっていることが多いのです。

「十年以上も頭痛に悩まされている」という患者さんが当院のはり灸を受けて楽になりやすいのはこのタイプの偏頭痛です。ただ交通事故など強い衝撃のご経験がある場合、根気強く施術を進めていく必要があることもあります。 

あなたが頭痛にお悩みの場合、まずは状態を確認させていただくことが一番大切です。お気軽にご相談くださいね。

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