剣客商売「婚礼の夜」の殺陣

剣 はじめ院長の与太話
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院長の平山はじめが大好きな池波正太郎作「剣客商売」のドラマが放映されました。

「婚礼の夜」は心温まる話なので、内容は心配していなかったのですが、今回は秋山大治郎役と佐々木三冬役のキャストが変わったらしく「見覚えがない人だな」と思いながら観ていました。

ところが、殺陣(刀剣の扱い)を観ていると思いのほか興味深い。

大治郎役の高橋光臣さんが抜刀された時には右手で抜くというよりも腰を切って抜いていましたし、納刀の時には右手だけで納刀するのではなく左右の手を活かそうという思いが感じられました。何気ない所作もブレが少なく感じました。

三冬役の瀧本美織さんの殺陣(稽古風景)からはスポーツのしなやかさが感じられましたが、この21世紀に撮影された時代劇ということを考えれば悪くない。

ドラマ最後の殺陣でも、名も無い(?)浪人役の方が理に適うよう剣をつかおうとする様が見受けられました。

私はそれほど時代劇マニアなわけでもありません。せいぜいたまにやる剣客商売や鬼平犯科帳を楽しみにしている程度に時代劇を観ている人間ですが、今回初めて殺陣師さんが気になってしまいました。

殺陣師は菅原俊夫さんという方でした。長年水戸黄門などで殺陣師をやられてきた方なのですね。

はじめ院長
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「それにしては気になる殺陣に出会ったのが初めて」とは言いづらい。。。

武術では自分の技が見切られてしまったら終わりですが、殺陣では人に見せる、魅せることを考えないといけません。そこは大きく違うのでしょうが、やはり気になる部分は気になってしまうのです(笑)

今回、私が気になった部分というのが、殺陣師の菅原さんのご指導による賜物なのか、高橋光臣さんご自身の稽古・研究の成果なのかはもちろん知る由もありません。

キャストの方に対する好みというのはもちろん人それぞれでしょうが、私自身は高橋光臣さん、瀧本美織さんが今後「剣客商売」でどのような演技を魅せてくれるのか非常に楽しみになりました!

はじめ院長
はじめ院長

私の専門は合気道(合気柔術)ですので、剣は一応門外漢ということになります。それでも好きで木刀を振り回したりはしますので、そういう人間の感想だと思ってお読みいただければ幸いです。

| カンテレTIMES
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