はじめ院長のプロフィール
はじめ鍼灸整骨院院長平山はじめのプロフィールです!
ご覧いただきありがとうございます!
- はじめ鍼灸整骨院院長
- たいせつ動物病院東洋医療科科長
- ゆるふわ身体づくりの会主宰
- 鍼灸マッサージ・柔道整復の施術
- 体操やセルフケアの指導
- 動物(犬猫メイン)への鍼灸治療
- 鍼灸マッサージ師
- 柔道整復師
- 獣医師(というか動物鍼灸師)
- 経絡治療学会
- 天地人治療会
- 全日本鍼灸学会
経歴:
- 私立自由の森学園卒業
- 帯広畜産大学獣医学科卒業
- 青年海外協力隊(ネパール、平成12年2次隊)
- 花田学園日本鍼灸理療専門学校卒業
- 花田学園日本柔道整復専門学校卒業
ストーリー
獣医師だった私がなぜ鍼灸師をしているのか?
はじめ先生!
なぜ先生は獣医師なのに鍼灸師をしているのですか?
それは鍼灸師が天職だと感じているからなんだ。
自分ではね(笑)
獣医師ではなぜダメだったんですか?
いや、今でも動物さんに鍼灸治療はしているけどね(笑)
そんなに気になるなら少しお話ししてみましょうか。
合気道ですか?
名前くらいは聞いたことあるけど…
東洋医学を学ぶ前から合気道やゆる体操をやっていたんですね!
そうなんだ。
そして合気道とゆる体操が道を踏み外す原因となったんだ(笑)
自分が生きてきた時間の長さだけヨロイのように無駄な筋力を着けてきたんだから、その力を抜くために時間がかかるのは当たり前だよね。
でもそれは今思えば、身体づくりの時期として絶対に必要な時間だったんです。
液体の体に適した施術とは?
粘土で何かを作るときにはどのように作りますか?
こねて形を作ったり、くっつけたり、剥いだり、切り取ったり。。。
粘土の体を持っている人の治療や施術に対する考え方というのは正にそういうことなんですよ。
どういうことですか?
え?! 整体というのは粘土の体の発想なんですか?
発想の根本としてはね。私はそう捉えているよ。
これは液体の体で整体をおこなう可能性を否定するものではありません。そもそもの発想がそういうものだということです。
一方で液体の体だとどういうことになるか考えてみましょう。理想的な液体の体では筋肉や骨、内臓も含めていつもふわふわトロトロ動いているということになります。
当たり前だけど、お風呂の中でお湯の形を整えようと思ってもどうにもならないでしょう?
なるほど。すると液体の体に対して調整することは難しそうですね。
ところが、体が流れることを前提とした調整法があったんですよ。
え?!
本当ですか?!知りたいです!!
それが鍼灸だったんです。
いろいろな考え方の鍼灸がありますが、当院でおこなわれている経絡治療や天地人治療では経絡(けいらく)、つまり体の流れというものを前提にして施術がおこなわれます。「流れる体」。これはすなわち「液体の体」のことに他なりません。
もしかしたら他にもあるかも知れないけど、伝統的なやり方に基づいておこなわれているという意味でも魅力を感じたから私は鍼灸を選んだんですよ。
なるほど〜!
セルフケアから始まる健康づくりのサイクル!
これらの話と先生が提唱されている健康づくりのサイクルはどこかで繋がってくるんですか?
もちろん! ゆる体操をはじめ、操体法などをやっていると体はリラックスしてふわふわトロトロになってくる。そうなると筋肉や血流はどうなると思う?
あ! 肩こりとか少なくなって、血の巡りも良くなりそう!
そういうこと。簡単に言えばセルフケアをやっているとケガや病気になりにくくなるし、軽い不調ならセルフケアをしているだけで調整できてしまうものなんだ。
セルフケアってすごい!
でもそうなったら鍼灸受けにくる患者さん少なくなっちゃわないですか?
あはは! そうかも知れないね。
でもそれが本筋だと思うんだよ(笑)
健康な時はセルフケアをやっていて、いつもよりセルフケアの調子が少し悪いすなわち未病の段階で早めに調整して、それでも調子が悪い時にはしっかり調整する。それがはじめ鍼灸整骨院が提唱する温故知新の健康維持のカタチ、「健康づくりのサイクル」です。
でも問題もあるんだ。
何ですか?
以前から施術の時にリハビリとして体操を指導していたんだけど、ちゃんとやってくれる患者さんの方が少なかったんだ。
やれば楽になると分かっているのに何故やらないんですか?
お二人はやれば体が楽になると分かっているとして、毎日体操を続けられますか?(笑)
う! それを言われると(苦笑)
改めて考えれば、自宅でセルフケアを続けられない理由はいくつか思いつきます。
- セルフケアが必要な理由が腑に落ちていない
- 多忙でセルフケアをしている時間がない
- 自宅や一人だと別のことをしてしまう
- セルフケアを覚えるのが難しい
私だって気持ちは分かりますしね。
なので時間を作って、来ればセルフケアをおこなえる場を作ることにしたんです。
それがゆるふわ身体づくりの会ですね!
普通の筋トレやストレッチとは一味も二味も違う、体をゆるめる身体づくりというのはなかなかないですからね。やれば健康に良いのは経験上分かってますし、しかも合気道だけでなく他のスポーツや部活などの基礎づくりとしても役に立ちますし。
さらにゆる体操がオープン化されたこともあって、みなさんにお伝えし始めようと思ったんですよ。
ここまでくると、なぜ先生が鍼灸やセルフケアを大切にされているのか分かってきますね。
ところで先生は合気道の稽古やセルフケアをいつから続けてるんですか?
う〜ん、ストレッチを始めたのが高1の時だから30年くらい前かな。
合気道やゆる体操の独り稽古も25年くらいになるね。
え? 高1の時から1日も休んでないんですか?
先生! セルフケアを続けられない人の気持ちが本当に分かってますか?
私だって「今日は面倒くさいな」と思う日はありますからね(笑)
身体から始める文化と未来の創造
今後の展望とかはあるんですか?
人や社会にもっとやさしく、もっとワクワクする社会になればいいなと考えているよ。
それと東洋医学やセルフケアと何か関係が……
あるんですね? きっと。
私のやってきた稽古は体をリラックスさせながらバランスを整えていく方法です。ちょっと例え話をしてみましょう。
卵やお皿が硬い床に落ちたら割れますね。でも下に中綿の入った座布団が敷いてあればお皿も割れずに済んだかもしれません。
実はこれ人でも同じです。
このように考えるとちょっと分かりやすいかなと思うのですが
いかがですか?
はい! 分かりやすいです!
つまり身体がリラックスして良い意味でバランスが取れていれば健康にも良いし、周囲の人にも一本スジを通しながらもやさしく接しやすい。
これってとても素敵なことだと思うんですよ。
でもね、こんなこと、とてもじゃありませんが私一人ではできません。
仲間が必要なんです。
それでも何も変わらないかも知れないですけど、
何かが変わる可能性だってゼロじゃない!
人に、身体にやさしく、もっとワクワクするような未来。
そんな未来がいつか本当に訪れてくれるでしょうか?
どうでしょうね(笑)
でも初めの一歩を踏み出せば何かが変わることもきっとある!
と信じていますよ。
私にとっては身体が基本です。
健康や身体をおろそかにしては何もできないですからね。
身体が資本!
そういうこと。身体ができてくれば何でもスタートできます!
それに風呂敷を広げるなら大きい方が面白いでしょ?
確かに(笑)
だから私は未来と仲間を信じて、でも焦ることなく今日も次の一歩を踏み出したいと思うのです。
なんかプロフィールっぽくないけど、ここまでにしましょう!(笑)
長文をお読みいただき、ありがとうございました!