今回も私自身の痛み・違和感についてお話しようと思います。
小学校低学年のとき、背中を軽く傷めたことがあります。子ども同士のちょっとした行き違いで、ケガをさせられてしまったと言えばいいでしょうか。そのときの相手の子に対する私の感情は
「こいつ絶対に許さない!!!」
でした。子ども同士のやり取りなのに、その感情を結構しつこく十数年も持っていたと思います。当然そのときのケガの状況も覚えてますし、背中の軽い痛みや違和感もずっと残っていました。成人して身体に興味を持つようになり、自分なりに体のケアをできるようになってもまだ残っていたのです。
体をリラックスさせることが上達してきたせいか、呼吸が深くなってきたのか、そんなあるときふと
「もういいや、許してやろう!(←なんか、えらそう)」
と思えた瞬間がありました。そして時を同じくして背中の違和感がふっと軽くなったのです。まさか体の違和感が変化するとは考えていなかったので、実は少なからず驚きました。
このときに思い知りました。たかが子どものケンカですが、子どもと言えどもトラウマのような怒りを残してしまうことがあり、そんな感情が体に対して影響を与えていることもある。自分が「許す」ことで体の違和感が軽くなったように、ココロの持ちようで症状が変化することもやはりあるのだろう、と。
体というのは本当に面白いですね。この件もきっと症状だけを追っても軽減しない類の痛み・違和感だったと思います。皆さんも是非自分のココロと身体を観察してみてください。きっといろいろな発見があると思いますよ!!
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