体が緊張しているとどうなるの?

体と動きが変わる健康づくり
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先日、自覚のない緊張をリラックスできるといいのにというお話をしました。そこで今回は、体が緊張しているとどうなるかということをお話ししたいと思います。

━━━━ 自覚のない緊張は体に影響を与える?与えない?

知らず識らずの習慣だったり、

ストレスが原因だったり、

このような自覚がない緊張があると、体や心はどうなると思いますか?

自覚がないのだから、あまり身体に影響を与えないようにも思えます。でも、自覚のない緊張が原因で肩こりになったり腰痛になりやすくなったりするので、全く影響がないとは言い切れない気もします。実際はどうなのでしょうか?

━━━━ 緊張とは筋肉の緊張だと考えると・・・

問題なのは、筋肉とは身体運動に関わるものだけではない、ということですね。例えば呼吸に関わる横隔膜も筋肉ですし、内臓にある平滑筋も筋肉です。

またいろいろな場面で「肩の力を抜く」という言い回しが使われますが、これは身体運動の話だけでなく、精神的な活動の場面でもよく使われます。これは体の緊張がココロにも影響を及ぼすということを表していると考えてよいでしょう。

このように体の緊張を筋肉の緊張と考えると、呼吸にも内臓にもココロや感情にも、もちろん身体運動にも影響があると考える方が良さそうです。

━━━━ 緊張状態を簡単に言うと・・・

自覚の有無はともかく体が緊張状態にあると、以下のようなことが起こります。

・身体運動がぎこちなくなる
・呼吸が浅くなる
・胃腸の働きが低下する
・気持ちにも余裕がなくなる

このような状態ではストレスを受け流しにくいので疲れやすくなったり、ケガや病気にもなりやすくなったりします

こういう状態が無意識のうちに無自覚に起こっているのです。ちょっとイヤですよね?

「いやいや、私はものすごくイヤです」という方もいらっしゃるかも知れません。そうしたらどうしましょうか?

これらの自覚のない緊張も、操体法やゆる体操などで少しずつ少しずつ体を動かしていくことで自覚することができるようになってきます。そして、自覚できれば更に体をリラックスさせやすくなります。

そう。自覚することが、体の緊張をほぐしていく第一歩なのです。

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