検査ではあまり問題ないと言われたのにつらさや痛みが続くあなたへ
ずっとこのつらさを抱えてくの?
痛みでこのまま動けなったりしないかな?
どうしたらいい?
何かできることはないの?
このようなお悩みを抱えている方は
思いのほか多いもの。
そういう私もギックリ腰や耳に水が入ったようにボーッとなったり、朝起きたら手足が痛くて階段を降りられなかったりした経験があるのでお気持ちは身に染みて分かります。
そこでこの記事では、検査を受けてもあまり問題ないと言われたつらさや痛みを少しでも軽くするための攻略法を徹底的に解説していきます!
まずは1分で早わかり超解説!
東洋医学では検査では判りにくい小さなコリや緊張が、体の痛みや体調不良と関係していると考えます。
だから……
検査では問題ないと言われるのに続いてしまうつらさや痛みの一因も、
はり灸で体が楽になってもすぐつらさや痛みが戻ってしまう理由も、
そのようなコリや緊張が自分で気づかないうちにできてしまうから。
東洋医学ではそのように考えます。
なぜそんなコリや緊張ができてしまうのか?
それが問題です。
それが分かれば、あなたのつらさや痛みを和らげるヒントになるはず。
実は、生活習慣や生活リズム、姿勢や体の使い方が悪いとコリや緊張ができやすいのです!
何か心当たりはありませんか?
仮に心当たりがあっても、姿勢や体の使い方とかって、なかなかご自分では気付きにくいものですし、ましてやその改善方法なんて見当もつかない。
そういう方が多いと思います。
そこで、はじめ鍼灸整骨院では、はり灸でコリや緊張を和らげるだけでなく、あなたの生活習慣や生活リズム、そして姿勢や体の使い方まで改善しやすいようサポートしています!
いかがですか? それでは、徹底解説を始めていきますよ!
はり灸だからこそ見つけられるコリや緊張の意味
旭川市のはじめ鍼灸整骨院では、東洋医学×身体のコツでもっと楽しくもっと健やかに!を大切にしています。
あなたは東洋医学というと何を想像しますか?
漢方薬? ツボ? はり灸?
はじめ鍼灸整骨院では、はり灸を中心に施術をおこないます。
え〜、はり灸かあ。
今、そう思いませんでした?
いやいや、案外バカにしたものではないんですよ!
なぜなら東洋医学やはり灸では、検査では判りにくいコリや緊張をバランスの崩れとして見つけられることがあるんです。
その小さなコリや緊張が何?
そう思われるのも無理はありません。でも検査で特に問題ないと言われたつらさや痛みの原因がそんな小さなコリや緊張にあるとしたら……?
ということはどういうことか?
つらさや痛みは、つらさや痛みがある部位が悪いせいではなく、その部位と関係している流れ(経絡)の調子が悪いのが原因と考えるのが東洋医学。
ということは、そのような一見関係ない小さなコリや緊張を和らげられたら、もしかしたらあなたのつらさや痛みも軽くなるかも知れません。
ほら! 小さなコリや緊張だって案外バカにしたもんじゃないでしょう?
ちょっとは、はり灸に興味を感じていただけました?
ところが、です。そのような小さなコリや緊張を和らげることで、つらさや痛みが一時的に楽になっても、すぐにつらさや痛みが戻ってしまう方もいるんです。
持ち上げたのに、急に下げるなよと思われるかも知れません。
でもこの記事では、隠し事はしないと決めています。
耳障りの良いことだけお伝えするようなことはいたしません!
あなたのつらさや痛みを軽くするヒント
そのようにつらさや痛みがすぐに戻ってしまう理由。
それは何でしょうか?
実はここに大切なヒントが隠されていると、はじめ鍼灸整骨院では考えています。
検査でさほど問題がないと言われたのにつらさや痛みがなかなか軽くならないということと、体が楽になりやすい人と楽になりにくい人がいるということ。
この2つがどのように関係してくるのでしょうか?
体が楽になる人がしているたった一つの習慣
体が楽になりやすい、なりにくいと聞くと「そりゃ、年齢とか普段から体を動かしてるとかそういうことが関係しているんじゃないの?」そうお考えになるかも知れません。
そこで、当院の患者さんについてお話ししましょう。ある80代の女性のお話しです。
5年前よりも元気になった80代女性の秘密
80代ですからね。この記事をお読みいただいているほとんどの方は彼女よりお若いのではないかと思います。
しかも来院された当初は腰も足も痛くて、家の中でも杖や手すりがなければ移動もままならない、そんな状態でした。
今のあなたの状態と比べてみていかがでしょうか?
そしてあるとき、はり灸をしながらお話を伺うと、これといった体操を習った訳ではないけど、ちょこちょこと体を動かすのは好きとのこと。
それならばと、はり灸の合間に杖なしでは歩けない方でも無理なくできる体操や身体の使い方のコツをお伝えしてみました。
すると「楽しい〜!うちでもやってみます!」と仰る。すごく良い反応です。
というか、80代の女性からこのように前向きな言葉を聞けるとは想像すらしていなかったので、このときは正直こちらが面食らってしまったのは内緒です(笑)
その次の来院時、動きをチェックさせてもらうと、ちゃんと変化がある。ご自宅で体を動かしている証拠です。
確かにご年配の女性でもできるように比較的やりやすいシンプルな体操や体のコツをお伝えしましたよ。
でも、こんなに楽しんで続けていただけるとは本当にビックリポンです!
そりゃ、こちらもやる気が出るというもんです。
以来、はり灸と体操の合わせ技で体を整えてきました。少しずつ少しずつできることが増えていきました。
その結果「先生! 最近うちの中では杖なしや支えなしで歩けるようになってきた!」とのこと。
ホントすごい! これはご自身がちゃんと頭を使いながら体を動かしている証拠です!
ご家族にも「ばあちゃん、この年齢なのに5年前より元気だよね!」とお喜びいただいています。
では、このお話でご確認いただきたいポイントをまとめておきましょう。
いかがでしょうか?
え? この人が特別なんじゃないの?って?
いいでしょう。それでは別の50代女性のお話をしてみましょう。
テニスをしてもヒザが腫れにくくなったワケ
彼女はテニスがお好きで、週に数回練習をしていました。しかしテニスをするとヒザが腫れてしまう。
病院ではまだ手術を考えるほどではないと言われていましたが、それでも腫れてしまうとのこと。
ですので、そのメンテナンスのために来院されるようになったのです。
はり灸をすると多少痛みは楽になるけど、テニスの後はやっぱり腫れてしまうという状態がしばらくは続きました。
そこでこの方にも身体の使い方を変えるための体操をお伝えしました。
ところがこの方は、先程の80代女性とは違って、すぐには体操をやってもらえませんでした。
普段からテニスで体を動かしているのに、というか体を動かしているからこそヒザの調子が悪くなるということが続いていました。
それがあるとき急にヒザの調子に変化が起こったんです。なんか、腫れの感じが少ない。
あれ?と思って話を伺うと「最近は教わった体操をマジメにやってる!」とのこと。
繰り返しお話をしていた甲斐がありました!
「まさか体操なんかで本当にヒザの状態が変わるとは思わなかった!」とも仰います。
そして「体って病院や施術で治してもらわなくちゃいけないと思ってた! でも自分で体の使い方とか工夫するだけで楽になるものなんですね!」と仰っていただけました。
お薬や手術が優先と考えられる場合ももちろんあります。
でも、はり灸や体の使い方も一度試してみる価値はあると言えるかも知れません!
他にも脳血管障害の後遺症が改善してきている70代男性、股関節の痛みで諦めていたご趣味のバドミントンを再開できた70代女性、週末の疲労感が本当に軽くなった30代男性、肩こりを感じなくなった20代女性など東洋医学×身体のコツで体が楽になった例は枚挙にいとまがありません。
実はこれらの方々も最初ははり灸をやって一時的に体が楽になっても、すぐにつらさや痛みが元に戻ってしまっていた方々です。
でも、動きのコツや体の使い方で体の負担が減って体や動きが楽になったということですね!
この部分をもう少し詳しくみていきましょう。
ここから先を読むには少し覚悟が必要かも知れません。
え? いきなりなんで?
そう思われますよね? ふ、ふ、ふ。
戻るなら今ですよ? 大丈夫ですか? いきますよ?
体に余計な負担を強いる思いがけない原因
身体のコツや体の使い方で体の負担が減るとは、どういうことか?
それは、言い方を換えれば、これまでは自分で自分の体を痛めるように体を動かしてしまっていたということです。
姿勢や体のバランスも含めた体の使い方が悪いから、体に余計な負担がかかって、つらさや痛みが出てしまっていたと考えられるんですね。
まさか! 自分はそんなことはない!
そう思いますよね?
でも同じことを先程のテニスの女性も仰っていましたよね?
自分の体のことって案外分からないもんなんです。
だから、自分のつらさや痛みをつくっているのが自分自身ということがあり得るんです。
このことに気が付けると、体の使い方の前に確認しなくてはならないことがあることが分かります。
それは……?
体の使い方よりも大切にしたい2つのこと
実は、どれほど体の使い方が上手でも食生活などの生活習慣や睡眠などの生活リズムが乱れていると体調が悪くなります。
それはそうですよね?
例えば食生活が乱れていれば生活習慣病の原因になったりしますし、睡眠不足が続けばそれだけで疲労感やだるさなど体調は悪くなります。
逆に言えば、生活習慣や生活リズムを整えるだけで、体調が改善してしまうことがあるんですね。
もう少し考えてみましょう。
もしそのような生活習慣や生活リズム、そして姿勢が体の使い方を改善しないままであればどうなるでしょう?
検査では問題ないのに続いてしまうつらさや痛みの本当の原因
最初にお話ししたように、はり灸をおこなうときには、体のコリや緊張がどこにあるのか確認します。
場合によっては検査で判らないような小さなコリや緊張が、全身の状態に大きく関わっていると考えられることもあります。
生活習慣や食生活が乱れていれば、そして姿勢や体の使い方が悪ければ、そのように不調につながってしまうコリや緊張だってもちろんできやすくなるのです。
はり灸に来られれば一時的には体が軽くなるかも知れません。でも、コリや緊張ができやすい状態のままなら、すぐにつらさや痛みが戻ってしまうのは目に見えています。
言い方を換えれば、どれほどはり灸を受けても、どれほどはり灸で体が楽になっても、自分でキズ口に塩を塗り込んでいるようなものですから、すぐにまた体調が悪くなってしまうんです。
検査を受けてもさほど悪くないのに、つらさや痛みが続くケースでは、体が同じような状態である方が少なくありません。
仮に検査で問題が見つからなくても、どれだけはり灸を受けても、すぐにつらさや痛みが戻ってしまう。
その理由は、あなた自身にある。
そういうことも考えられるのです。
それでは確認します。
今のあなたの暮らしには食生活などの生活習慣や睡眠などの生活リズムに大きな乱れはありませんか?
検査では問題ないのに続いてしまうつらさや痛みの攻略法
もちろん夜勤などお仕事の都合などで対応が難しい場合もあるでしょう。でも、これらの確認が大前提です。はじめ鍼灸整骨院のカウンセリングでは必ずお尋ねしています。
心当たりはないですか? 大丈夫ですね。
もし思い当たるところがあれば、まずはできる範囲で生活習慣や生活リズムの改善をはかりましょう!
それが確認できたら姿勢や体の使い方を考えることができます。
体の使い方なんてどうやって判断するんだ?と思いますよね?
それは知識と経験です。
はり灸の知識と経験かって?
もちろんはり灸や東洋医学の知識でも体の状態を確認しますが、残念ながら、はり灸や柔道整復、マッサージ、リハビリの知識だけではここでお話ししているような体の使い方は学べません。
私の場合は、合気柔術という武道や操体法・ゆる体操の20年以上の稽古歴で培った知識と経験で確認していきます。
そのような知識と経験を基にしてあなたと一緒に考えます。
そして筋トレやストレッチなどの筋肉に頼り過ぎてしまう動きではなく、今のあなたに必要な体のバランスや身体運動のコツについてお伝えしていきます。
知識だけではなく、自分で身体を動かしてきた積み重ねがあるから観えるものがあります。お話しできることがあるんです。
体の使い方なんて分からなくて当たり前。体の使い方が判らないと嘆く必要はありません。
そのために専門家がいるんです。
では、ここまでのお話をまとめていきますよ!
東洋医学と身体のコツはお互いを補完する!
はり灸は鍼灸師があなたの体を調整・メンテナンスする方法です。
場合によっては、検査でも判りにくいコリや緊張が楽になることもあります。その意味で患者さん自身が鍼灸師に伝えていなかった隠れた体調不良まで変化が見られることがあるのも事実です。
デメリットは、あなたの生活習慣や生活リズムや姿勢・体の使い方によってつらさや痛みが作り出されているようなときは、楽になった痛みやつらさがまた戻ってきてしまう可能性があること。
検査で問題ないと言われたつらさや痛みが続く場合も、生活習慣や生活リズム、姿勢・体の使い方を再確認する必要があります。
生活習慣や生活リズム、姿勢・体の使い方の改善は、あなたがご自分で自分の体を調整する方法と言えます。
生活習慣や生活リズム、体の使い方が原因でつらさや痛みが起こっていた場合には、これらを改善することで、場合によってはご本人が驚くほどつらさや痛みが起こりにくくなることがあります。
上手くすれば、はり灸などの体のメンテナンスにかける頻度を調整できるかも知れません。(当院ご利用回数が減ってしまうのは死活問題ですが、この記事では隠し事をしないという約束なので言ってしまいました!)
デメリットは、途中でやめてしまえば元に戻ってしまうということ。
もう一つは、中には運動しても体の使い方を気をつけても楽にならないコリや緊張もありうるということ。
そのようなときは、まずはり灸で調整をする方が早い場合もあります。
このようにはり灸による調整と生活習慣・生活リズム・姿勢・体の使い方の改善は、お互いを補い合っています。
お互いを補完することで、あなたの健康をより確かなものにしていけるのです。
だから、はり灸による体のメンテナンスも含めて、楽しみながらご自分のペースで続けて、一歩ずつ積み重ねていくのがあなたの体や健康にとっての最短コース!
一方で、今のままつらさや痛みを放置すれば、どうなると思いますか?
体は自分を守ろうとして、もっとたくさんのコリや緊張をつくってしまいます。
あなたの次の一歩は?
そして別のつらさや痛みを作り出してしまうようなこともありえます。コリや緊張が増えれば、血流も悪くなります。結果として、深刻な事態につながることだって考えられます。
健康の維持やいつまでも動けるような身体づくりを考えるのなら、つらさや痛みを放置するのはやっぱり得策とは言えません。
このように、はじめ鍼灸整骨院にははり灸だけでなく、生活習慣や生活リズム、そして姿勢や体の使い方の改善についてあなたをサポートする準備があります。
しかし我々専門家にもできることとできないことがあります。
どれほど真剣に原因を探ろうとしても、あなたの協力がなければ、原因は見つかりません。
生活習慣や生活リズム、姿勢や体の使い方については気づいたことをお話しすることはできても、我々が改善してあげることはできません。
生活習慣や生活リズム、姿勢や体の使い方の改善は、あなたにしかできないのです。
いいえ。そうではありません。
あなたには、まだできることがあるんです。諦めないでください。まだ希望や可能性が残されています。
やればできるかも知れないし、やらなきゃ何もできない。(By 上杉達也)
もう一度言います。はじめ鍼灸整骨院にはあなたをサポートする準備があります。
つらさや痛みを放置するのも、一歩踏み出すのもあなた次第です。
あなたはどうしますか?