鷹栖町パレットヒルズで生き物ハンター!

はじめ院長の与太話

2021年8月1日に鷹栖町パレットヒルズの池で生き物ハンターvol.1が開催され、ボランティアとして参加させていただきました。

パレットヒルズの池の現状把握を目的として、役場の企画課が中心となっての開催でした。

スタッフとお子さんを含む参加者で総勢30名くらいかな。

池の水を抜いて、少なくなった水というか泥の中に入り込んでの調査しました。最初は胴長や長靴も候補に上がりましたが、泥から足が抜けない!!

裸足も良かったですが、小枝?が足裏にチクチクする。

で、私的にはウォーターシューズが最強でした!  思った以上に脱げないし、足裏もチクチクしない。当然泥まみれにはなるので、後で洗浄は必要でしたが(笑)

そして大人も子どもも一緒になって泥に入り、魚を手掴みというか抱き取りしてました。中には泥の感触に馴染めずベソをかいている女の子もいましたが、概ね笑顔の方が多かったように思います。

そんな感じでおこなった楽しい調査でしたが、問題が浮き彫りになりました。

今回パレットヒルズの池で確認できたのは、ソウギョ2匹、コイ22匹、ウグイ54匹、スジエビたくさんでした。水生昆虫や水草はほとんど確認できず。ハスの花は少し咲いていました。

ソウギョやコイが水草や水生昆虫、タニシなどを食べ尽くしてしまい、在来種がうまく生息できない環境になってしまっていたと考えられるということでした。

また池の大きさと比べて、流れ込む沢の水量が少ないことも問題でした。

今回の生き物ハンターは非常に楽しい調査でしたが、浮き彫りになってきた問題にどのように対処していくかがとても大切です。点と点を繋いで線になるように、ただ楽しかったで終わりではなく、次に繋いでいけるようにしていかなくてはいけません。

一応、学生時代は公衆衛生の講義も受けた身ではあるし、今後も前向きに関わっていきたいと考えています!

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