東洋医学と相性が良いのは鉄より水

鉄より水 体と動きが変わる健康づくり
鉄より水

人間の体が鉄のようになる。こんな身体制御が流行ったことがあります。初めて見たときは、私も御多分に洩れず「オーッ!」と思いました。

人の身体は、意識の持ち方=身体コントロール一つで鉄のように硬くも水のようにも変化します。程度の問題なので、中間くらいの粘土のような身体の方ももちろんいらっしゃると思います。

「普段から水のように融通無碍に動ける身体だ」という方、さらには鉄のようにも水のようにも臨機応変、自由自在にコントロールできる方という方は素晴らしい!

是非そのままの身心をキープしてください!😆

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でも、そうではない人もいるはずです。

●「私はいつも鉄か粘土」という人
●肩はこってるんだけど自覚できない人
●「鉄?水? 何それ美味しいの?」という人

お心当たりある方は要注意😅

なぜなら鉄や粘土の体の方は、筋肉を緊張させてしまう身体コントロールがメインになっているから。

そんな体の方が筋肉トレーニングに打ち込み過ぎてしまうのも問題です。そもそも緊張しやすい体を、さらに硬めやすくしてしまうからです。

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体を緊張させる傾向が強い人は、肩こりや腰痛が起こりやすくなります。
体をリラックスさせるのが苦手なので、血流も悪くなり疲れを感じやすくなります。

そして東洋医学は体をリラックスさせ、体のめぐりをよくして、疲れや緊張などの不調を軽くさせる技術です。

その証拠に、東洋医学ではツボや経絡という目に見えない『流れ』があるという考え方を基に身体をみます。

『流れ』があるということは間違っても鉄ではありませんね。水なんです。

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だからはり灸をするときには緊張しやすい、鉄や粘土の身体の人は注意します。

体のこりや緊張をいきなりリラックスさせ過ぎてしまうとどうなると思いますか?

そう! リラックスした体をすぐに緊張させて固めてしまうので、反動が起きやすいんです。

せっかく体をリラックスさせたのに、すぐに元に戻っちゃうくらいならまだマシな方です。

緊張が強い方は、さらにご自覚がないままこりや痛みを再現してしまうんです。

それが分かっていますので、もちろん「力まずに体をリラックスさせてね」ということはお伝えするのですが、普段リラックスさせる習慣がない方は難しいですよね😅

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だから、はり灸やマッサージの施術でこりや痛みを軽くするより、このような身体コントロールに目を向けてくれる人を育てることが重要だと私は考えています。

それだけでなく身体の状態はココロにも大きく影響します。恐らくあなたが知識として知っているよりも、もっと大きく精緻に影響しているのです。

健康のためはもちろんですが、ビジネスを円滑に進めるためにも、スポーツを含めた専門の動きをするためにも大きく影響してきます。

個人が集まることで社会となっているのですから、身心のメカニズムを学ぶことは社会のあり方にも関わってきます。

でも学校で教えてくれない話なので、当然リハビリや鍼灸院、整骨院でも教えてもらえないのです。

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多くの方がこんな話は聞いたことがありませんから、理解する前に反発する人も少なくありません。

まあ、当たり前ですよね😅

はじめ鍼灸整骨院の体操教室が普段入会を受け付けていない理由はそこにあります。

もしどこかで入り口を見つけられた方は「ラッキー!」とお考えくださいね😆

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