イヌは縄張りを示す、ネコは自分の存在を隠す

イヌは縄張りを示す、ネコは存在を隠す ペットの健康管理
イヌは縄張りを示す、ネコは存在を隠す

「そこにおしっこしちゃダメ!」
お家の中で粗相をすると怒りたくなりませんか?

特に犬の場合、お家の中のトイレ以外の場所でおしっこをしてしまうことが少なくありません。

犬や猫のそもそもの習性を考えると、理由が見えてきます。

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猫は、待ち伏せや忍び寄りで餌を捕まえる習性があります。あまり匂いが広がって自分の存在がバレてしまうのは困るわけです。

だから猫は砂など隠しやすい場所をトイレに選ぶ習性があるのです。

一方で犬はオオカミがルーツですから、グループで罠を張って餌を取る習性があります。そもそも団体行動が得意なんですね。

円滑に団体行動を進めるために、犬はマーキングして自分の存在を示す習性があるのです。

こんな違いがあることを知っておけば、犬の方がトイレのしつけが難しいことが分かります。だって自分の排泄を隠す習性が元々ないんですから。

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そして犬は「そこでおしっこしちゃダメでしょ!!!」と感情的に怒られると「あ、ここでおしっこすると構ってもらえるんだ」と思ってしまいます。

遊んでもらえると勘違いしてトイレ以外の場所でしてしまうことが多いんですね。

むしろ犬にトイレの場所をしつけるときには、できたときにいっぱい褒めて、できなかったときは冷静にトイレの場所を伝えて(その場で伝えられないときは、無関心を装って)黙々と片付けをするようにしましょう。

成功したときにこそ大げさに褒めてあげる方が、犬はトイレの場所を覚えてくれやすいのです。

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というわけで、相手の性格を知った上で伝えたり対応すると、解決策が見えてくるというお話でした😆

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