骨盤の腰痛の特徴

下半身

腰痛

骨盤の腰痛は痛む部位がご本人にも分かりにくいことも多いものです。そこで今回はどのようなとき骨盤の腰痛を疑うのか、まとめてみました。

骨盤周囲の腰痛は、骨盤周辺の骨や関節に近いところの痛みが強いことが特徴です。そのため骨盤の腰痛では、次のような訴えが聞かれることが多いです。

・女性では出産、男性では強い衝撃が原因のことが多い。
  女性はホルモンや出産の影響で骨盤が動きやすいのでこのタイプの腰痛になりやすいようです。男性は事故や転倒など強い衝撃が原因のことが多いです。

・指で押しても痛い部位が分かりにくい。
  骨や関節に痛みがあるので、痛い部位を探そうと筋肉を押してみてもあまり痛くないのです。

・骨盤に負担がかかるような姿勢で痛みが出やすい。
  歩行時や階段の上り下り、うつぶせ、仰向け、寝返りなどで痛みが出やすいことが多いです。

・右上や左上の横向き寝では痛みが緩和される。
  横向き寝では比較的痛みが出にくいことが多いです。

・痛みが長引くことが多い。
  骨や関節に関わる痛みなので、数年以上にわたって強い痛みを繰り返す。

・中には、脚のしびれを感じる方も。
  脚のしびれは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を念頭に置きますが、骨盤の腰痛でも梨状筋のあたりに圧痛が出ることも多く、しびれに繋がっているようです。

患者さんから、このようなお話が出てくるときには骨盤の周辺の腰痛を疑うことにしています。お心当たりがある方はお気軽にご相談ください。

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・ぎっくり腰
・長く続く腰痛

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